本日、第二試合の九電対近鉄。25年くらい前に、九電の香椎グランドでの試合に行ったことを思い出した。確かその時が、初めて生で試合を見てエキサイトしたことも思い出した。
といっても、今日はノスタルジーに浸っている場合でなく、4年前に秩父宮で見た縁の下の力持ちのような近鉄のトンプソンルーク(日本代表引退と同時に現役を辞めたと勝手に思っていた)をもう一度見たいと思って足を運んだ。
先発メンバーはこちら。
九州電力も、中国電力と同じで日本人オンリーのチーム。セットプレーや激しい当たりにはどうしても負けてしまう。レギュレーションの中での会社としての選択だから尊重すべきだけど、走り勝つしか勝機はないだろうね。とはいえ、会社として本気でトップリーグを目指すのであればやはり外国人の力も借りていいのではないだろうか。社会インフラを担う会社という意味で国民の目を気にしているのかもしれないけれど、NTTと大して違わないと思うのだけどな。
前半終わって、5対26. 前半いきなりシンビンがでた近鉄だったけど、地力の差は歴然。フルバックのセミシ・マシレワには切り裂かれてましたねぇ。走りでも負けてたら九電は厳しい。
今日のトンプソンルークは、出来がよくなかった。数えただけでハンドリングエラーが4つ。このあたりから顔に覇気が感じられなくなった。
近鉄。前半シンビンでの選手が、2度目のハイタックルで退場。
九電。意地のトライ。
終わってみれば、後半戦は12対12の互角勝負を演じた。近鉄のフルバックのセミシが交代してから近鉄の勢いは止まった感じ。
イメージとしては、セミシひとりにやられた感じだけど、九電はブレークダウンでの競り負けをどうにか改善しないと上位チームに通用しないだろうなぁ。そこを改善できればディフェンスも組織力で太刀打ちできるのではないだろうか。
トンプソンルーク、アップからもそうだけど、ずっとうつむきがちだった。どんなに出来が悪くても、続けてほしい。だって南アフリカの結果を支えたのはルークなんだから。













